物語の背景を求めて〜3匹のやぎのがらがらどん〜

みなさん、こんにちは

ぺこたです(^^)

前回、保育士実技試験の言語では、

『3匹のやぎのがらがらどん』を選択するとお伝えしました。

試験に向けて台本を作ることも大事なのですが、

『3匹のやぎのがらがらどん』という作品の魅力を知るために、

その作品の背景を知る必要があるのではないかと思い

今回調べてみました!

少しでも参考になれば幸いです!

目次

『3匹のやぎのがらがらどん』が生まれた国

『3匹のやぎのがらがらどん』は、ノルウェーの昔話になります。

ノルウェーってどこでしょう?

スウェーデンのとなりなんですね!

首都はオスロになります。

ノルウェー出身の著名人は、画家のムンクや、劇作家のイプセンがいます。

ムンクの『叫び』はオスロの美術館に収蔵されています。

観光地で有名なのは、フィヨルドとオーロラだそうです。

フィヨルドとはなんぞや?🙄

ということで検索してみました!

こんな感じだそうです!

フィヨルド

絶景ですね!

およそ100万年前、北欧は1,000mを超える氷河に覆われていて、氷河の厚さが

増すにつれ、その重圧に耐えきれず谷へ流れ落ち、谷底を掘り下げながら

海へと押し出され、このような景観を作り出したそうです!

この写真をみて、「なんか愛の不時着のあの場面みたい!」と思った方!

わたしもそう思いました笑

でもあればスイスなんですよね。

この写真のように湖面に山々が映り込む美しい情景でした😌

あ〜また見たくなっちゃう!笑

保育士試験が一段落したらNetflix再契約しちゃうかも

というのは置いといて…😅

ノルウェーは、バイキングが築いた国としても有名だそうです。

バイキングとは、8世紀から11世紀にかけて、ヨーロッパから北米までの

広範囲に渡って遠征を行い、略奪や侵略を繰り返した北の民ノルマン人の事です。

バイキングの名前の由来はいろいろな説がありますが、

ノルウェーの入り江(ヴィーク)に住む人々、という意味から、

バイキングと言われるようになったという説が有力だそうですよ!

ノルウェーは海に面しているので、その名前の由来も納得しますね!

「がらがらどん」というおもしろい名前

本題にもどりましょう。

3匹のヤギは同じ名前で、「がらがらどん」です。

では、このがらがらどん、どういう意味なのでしょうか。

『3匹のやぎのがらがらどん』はノルウェー語だと、De tre bukkene Bruse

英語ですと、Three Billy Goats Gruff という原題がついています。

このBruse とGruff はどちらも「唸り声」という意味があるそうです。

ヤギさんの声は「メー」ですよね。どちらかというとしわがれ声にも近い。

そこに、名訳者、瀬田貞二さんが「がらがら」にして、

「さん」とか「君」という意味の「どん」をつけ「がらがらどん」にされたのです。

(「西郷どん」みたいなイメージ?)

確かに「メーくん」だと魅力がないですもんね!

本当に名訳だと思います。

最後に登場するがらがらどんはこんな感じ…?うん、強そう!

また、『三びきのやぎのがらがらどん』は、北欧民話として大変有名なお話です。

北欧民話集の『太陽の東 月の西』には「ふとりたくて丘にゆく三びきの牡ヤギ・ブルーセ」

という題名で収録されています。

最後に登場する大きながらがらどんとトロールとの対決の場面はこのようになっています。

いいとも、さあこい!ぼくには、二本のやりがある。おまえの目玉を、耳のとこまでえぐってやろう。おまけに、丸くて重い、二つの石ももってるぞ。おまえのからだを粉々に、骨もいっしょにくだいてやろう
(「ふとりたくて丘にゆく三びきの牡ヤギ・ブルーセ」)

一方、瀬田貞二さんの訳ではこのようになっています。

「さあこい! こっちにゃ 二ほんのやりが ある。これで めだまは でんがくざし。おまけに、おおきな いしも 二つ ある。にくも ほねも こなごなに ふみくだくぞ!」
(『三びきのやぎのがらがらどん』)

でんがくざしとは、「田楽刺し」のことで、「槍などで真ん中を貫くこと」だそう。

なんて迫力のある言葉なのでしょうか!

絵本という文字制限のあるなか、瀬田貞二さんのリズミカルな訳が残酷な場面も軽妙に

感じられます。

このトロールとの対峙したときの緊張感、そしてやっつけたあとの開放感が作品の

魅力といえるでしょう。

トロールの存在

もう一つ、忘れてはいけないのが、恐ろしいトロールの存在です。

このトロールは、北欧でもさまざまなイメージがあります。

デンマークでは、トンガリ帽子に顎ひげをはやしている小人だったり、

フィンランドはムーミンだったり笑

原書房から出版されている『世界の怪物・神獣辞典』によると、北欧に伝わる

本来のトロールは「巨大で醜く毛深い、性悪の巨人」なのだそうです。

マーシャ・ブラウンさんによる画では、あらあらしいトロールが描かれており、

本来の意味のトロールに近いことがわかります。

ちなみに、日本では『となりのトトロ』がトロールのように描かれていますが、

エンディングでお母さんがサツキとメイに読み聞かせているのは、

『3匹のやぎのがらがらどん』だそうです!

画像は載せられないのですが、ほんとうにそうでした!

ノルウェーではこんなおちゃめな標識も

荒々しい自然とたくましい想像力が産んだ物語

いかがでしたか?

わたしも調べてみて、「こんな物語だったんだ!」と改めて感心して

しまいました。

『3匹のやぎのがらがらどん』という物語は、マーシャ・ブラウンさんの

の荒々しいけれども素晴らしい自然の描写、そして瀬田貞二さんのリズミカルで

機転の効いた訳によって人気となっていることは間違いないでしょう。

もしまだお読みになっていない方はぜひお手にとっていただきたい一冊です。

わたしももう一度読み返して、本番に向けてイメージを膨らませて

いきたいと思います🙂

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

実技試験受験の皆様、がんばりましょうね!

参考にしたのは、下記絵本です。↓


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この記事を書いた人

3年に渡る不妊治療の体験談や、資格取得、育児に関する情報を発信しています。山をみながらぼーっとするのが好き。

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